(2020年4月27日)
新型コロナウイルスの問題が叫ばれるようになってから既に数か月が経つ中、現在におきましても収束の糸 口すら見いだすことができておりません。むしろ、東京オリンピックの延期をはじめ、日本のみならず海外 におきましても混乱が拡大する様相を呈しています。
このような新型コロナウイルスによる混乱を受けて、Squire Patton Boggsの海外オフィスの弁護士が、新型 コロナウイルスに関連する法的問題及び対応方法をテーマに本記事を作成致しましたので、下記にあるURL をご参照ください。この英文記事につきまして、東京オフィスの弁護士による日本語要約も併せて作成して おりますので、新型コロナウイルス問題への対応をご検討頂く際にご参照頂ければと存じます。また、新型 コロナウイルス問題に関するご相談、本記事の内容についてご不明点、ご質問がございましたら、東京オフ ィスの担当弁護士までご連絡頂ければ幸いです。こちらの記事及び要約を通じまして、少しでもクライアン トの皆様のお役に立つべく、こらからも情報発信をさせていただく所存でございますのでお気軽にご相談く ださい。
スクワイヤ外国法共同事業法律事務所
Unlocking the Lockdown – Issues for UK Employers to Consider Now
フランスにおける都市封鎖解除の実務ガイド
(2020年4月27日)
本記事では、新型コロナウイルスにより休業していた業務を再開する過程で、人事部と法務部が直面する可能性が高い問題に 関するチェックリストを設けました。これらのチェックリストに対する明確かつ正しい答えが常に存在するわけではありませ んが、これらの取り組みをより早く開始するほど、より問題解決が容易になるものと思われます。
当該チェックリストには以下のようなものがあり、その詳細におきましては本記事をご覧ください。
- 今後のビジネスにおける誠実かつ合理的な要件を検討し、当該検討結果を書面化しましたか?
- 市場がどれだけ早く回復する可能性がありますか。
- 今後とも、全てのポジション(一時帰休中のポジションを含む。)は必要ですか。現在のポジション数を維持しますか。
- 従業員を職場に復帰させるに際して、次のことを検討しましたか?
- まずどの従業員から復帰させることが適切ですか。
- 再開すべき業務の優先順位を決定しましたか。
- 従業員の健康と安全に関する雇用主の注意義務に関連して、次のことを検討しましたか?
- 以下の様な、健康と安全の予防措置に関する行政指導がまだ効力を有しているかを確認し、職場において当該行政指導を 遵守するために必要とする手順を確認しましたか。
- ソーシャルディスタンスを遵守するために、職場の机や機器を移動しましたか。
- 復職できない、または復職しない従業員に対して、次のことを実施しましたか?
- 次のような従業員への対処方法を検討しましたか。
- 職場または通勤のいずれかにおける感染への恐怖から仕事に戻ることを拒む従業員。
- 復職に適しており、かつ仕事に戻ることを望んでいるが、育児上の理由のために仕事に戻ることができない従業員
Unlocking the Lockdown: Issues for Employers to Consider Now