米国(2020年4月17日)
新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックは数多くのビジネスに重大な経済的影響を与えています。ところが、多くの休業補償保険・興行中止保険(イベント中止保険)は 、パンデミックによって引き起こされた損害については、財産への物理的な損傷ではないため、あるいは感染症や伝染病といった免責事由に該当するため、適用されません。保険契約者、保険会社、保険業界、政府機関及び議員は、影響を受けたビジネスを支援するために、他の方法を検討しています。本記事では、米国連邦レベルでの方策に関する以下の提案を要約しています。
- Marsh & McLennan社 – パンデミックリスク保険プログラム
- 各種業界団体が合同で – COVID-19事業及び雇用の継続及び再生ファンド
- 全国保険議員評議会(NCOIL) – COVID-19休業・イベント中止補償ファンド
- Carolyn Maloney下院議員 (ニューヨーク・民主) – パンデミックリスク再保険プログラムの検討用草案
- 州保険庁長官協議会(NAIC)
- Mike Thompson下院議員 (カリフォルニア・民主) – 2020年休業補償保険適用法
- Bryan Fitzpatrick 下院議員 (ペンシルバニア・共和) – 2020年Never Again小規模ビジネス保護法
Summary of Proposals for US Federal Action on Business Interruption Insurance